いよいよ夏だぜ!
今日も大雨の河津です。
といいますか、全国的に雨で大変なことになっているようです。気を付けて過ごしましょう。
雨で思い出しましたが、珈琲と「水」は非常に深い関係があります。
まあ飲み物なので当たり前ですが。
水には硬度というものがあります。とある方法で計測するカルシウムやマグネシウムの含量の基準。これが多いと硬水になります。
0~60未満が軟水、60~120未満が中程度の軟水、120以上が硬水。
珈琲、紅茶には硬水は不向きです。色が濃くなり、肝心な味や香りが出ません。一般的にヨーロッパは硬水が多く、日本は軟水が多いといわれています。
つまり、日本はおいしいお茶が楽しめる国なんですね。
ところが、日本でもピンポイントで硬水のエリアがあります。平塚から移転をするのに何といってもこれには注意をしました。実際に自治体に問い合わせると、硬水の町がありました。
一度、お住いの町に聞いてみると面白いですね。あるいは、美味しい珈琲を飲むために軟水の町に引っ越すなんていうのもおしゃれ。
河津は「中程度の軟水」だったので、問題ありませんでした。
「水がおいしい」などという町がありますが(河津も含めて)、その感じるおいしさよりも硬度のほうがはるかに大きな影響を与えるので気を付けましょう。水のおいしさというのは、おまけだと思っておくといいです。
でもまあ、焙煎豆の品質が最も大事なのは言うまでもありませんが。
もうひとつ大事なこと。
水は新鮮な水道の水をガスとやかんで沸かして使いましょう。
水を電気的に処理する〇〇浄水器などといったものは、水が変質してしまうので、これまたコーヒーの味に多大な影響を与えてしまいます。
IHや電気ケトルなども避けたほうがいい。ずいぶんいろいろなところで、様々な淹れ方を経験してきましたが、香りがでず、浅煎りを淹れても妙に濃くなって、肝心な味がでてきません。
ペットボトルは、動かなくなっている水なので、水の中に新鮮な空気が取り込まれなくなっているのでおいしくありません。
どうにもめんどくさくなったら、とにかく浄水器なんか使わなくていいので、やかんで沸かして、淹れ方なんか二の次でいいのでテキトーに淹れてしまえばどうにかなります。