温度

おはようございます。曇り空の河津です。

3種類の焙煎豆があります。左からグァテマラ・ラタシータ、ブラジル・フルシティー、コロンビア・ドミンゴです。

色の違いが判るでしょうか?

よーく見ると左から順番に濃くなります。この3種類、焙煎終了時の温度差は、ほぼ1℃の中に納まっています。グァテマラとコロンビアが1℃の差、ブラジルがその真ん中あたりです。その時々のよって多少変化しますが。

当店の温度管理は結構細かいです。例えば200℃という温度があります。その隣に201℃という温度があって、その間に200.5℃という温度があります。更に200℃と200.5℃の間に200.25℃があります。つまり考え方として、1℃の温度帯の中に4つの焙煎終了ポイントを設定します。0.25℃の色と味の違いってイメージできるでしょうか?わかりませんよね。

残念ながら、結果的に私にはわかってしまうので、毎回、何度やっても大変です。「前回は200.5℃でこの時間でこの色でこの味だったから、今回は3秒ほど長く焙煎するかな」などということを毎日やっています。

これが、季節や天候、そして豆の状態(水分量など)によってまたまた変わってくるのでやっかいです。様子を見ながらあえて少しずらしてみたりもします。そして結果的に「似たような味」に仕上げます。

なので、これからもよろしくお願いいたします。