お湯

おはようございます。ちょいと寒い朝の河津です。

ドリッパーに入れた珈琲豆にお湯を注ぐと、ふわーッと膨らみます。

なぜでしょう?

それは、挽いた粉の中に沢山開いている穴にお湯が入って膨らみます。珈琲粉は、注がれたお湯を一旦吸って出すときに成分も一緒に出ます。

ところが、時々お湯を注いでも全く膨らまずそのままザーザーお湯が落ちてゆくことがあります。それは、すでに湿気ていてそれ以上お湯を吸う能力がないからそうなります。鮮度が落ちているので飲むのはやめるのをおすすめします。

また、焙煎の時点でしっかり芯まで火を通せずに、外側だけ焼けて中が生焼けになっているものはそもそもお湯を吸う能力が低くなります。なので、割と早い時期に膨らまなくなったりします。

お湯を注いで膨らませるのにはコツがあると思っている方もいますが、それは間違い。膨らむかどうかは腕でなく、その豆の焙煎の程度や鮮度によって決まります。正しく焙煎を施された新鮮な豆なら、誰がどうやっても膨らみます。

ちょっと頭の隅に置いておくといいですよ。

本日は、珈琲豆の販売と発送のみです。カフェはお休みになります。よろしくお願いいたします。