山から里、川、海まで

昨日、里地里山の環境復元保全のワークショップに行ってきました。私が学生の頃から30年間考え続けてきたことに、いよいよ踏み出します。ふもとの畑も良くなりそうです。以下、主催の建築家岩越松男氏の文章です。

今日は一般社団法人地湧の杜主催で、NPO地球守代表、高田宏臣さんのWSをを開催しました。場所は、小田原で80年続けてきたはじめ塾が活動している久野の坊所(ぼうどころ)の畑とその周辺です。まず坊所地区の水源を見て高田さんの解説を聞き、下って崩落の危険のある農道の現場分析と改善の方法について学びました。このWSから私が学んだ事は、畑、田んぼ、下流域の住宅地まで全て繋がっている事を実感出来た事です。畑の都合、田んぼの都合、道路の都合でバラバラに考えていてはダメだと云う事。そして、戦後に主流になったコンクリートで固める国土開発によって悪化した環境(砂防ダムなど)に対し、どのような事ができるのか、あれがダメこれがダメではなく、こんな事も出来るあんな事も出来ると負からの発想ではなく今ある現状を0としてそこか始める事だと気付きました。このWSは次のステップに進みます。地域で環境改善に貢献できるプロ向けの講座を開催します。しかし、この場合のプロの定義は難しいので、次回の案内を出すまでに参加者の条件を示したものをご案内いたします。こうご期待。すでに2名の参加者が決まりました。しかし、プロを目指さないけれども興味関心のある方にも参加できる事も考えます。こちらもこうご期待

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