
東京の大手町のオフィスに送る豆を横から撮りました。
それぞれが1キロの豆ですが、左から極浅煎り、中深煎り、深煎りと言った順番です。
同じ1キロでも量が違って見えますね。同じ豆を使っても、与える熱量が違う、わかりやすく言うと焙煎時間の違いによって、こんなに膨らみ方に違いができます。深煎りの方がより長時間焙煎することになります。
コーヒーの生豆は木の実の種なので、小さくて非常に硬い。それを加熱することによって細胞を膨らませて、最終的には細胞壁が破裂してこんなに大きくなります。2倍くらいになります。
そうなると飲むときの計量はどうすればいいのか?
見た目の量を同じにすると、中深煎り、深煎りと行くにしたがってより膨らんでいるので、軽くなってしまいます。なので、重量を合わせるためには、中深煎りの見た目の量を基準とすると、深煎りは1割増し、浅煎りは1割減くらいにすると合ってきますし、当店でもそうしています。
同じお店で色々な豆を買い続けていると、同じグラム数でも多く見えたり少なく見えたりすることがあると思いますが、そういうことでした。豆の豆知識。
本日は定休日ですが、豆の発送作業をしているので販売発送の対応はできます。よろしくお願いいたします。