本日も早朝から焙煎中です。

焙煎機は熱くなるので、周りもものすごく暑くなるんじゃないかと思われていますが、そんなことはありません。200℃を超えますが、溶鉱炉じゃないので触れなければ部屋が強烈に暑くなるとかはありません。

写真の炎の上に見えるものがドラムです。この中に生の豆が入ってグルグル回って焙煎を進めて行きます。よく見ると穴が開いていますが、これは直火式という方式で、ドラムの中に火が入って豆に直接火があたります。なので焦げやすかったりして難しいなどと言われます。

他には穴のないドラムのものもあって、これは半熱風式と言われます。直接火が豆にあたらないので、ムラなく焙煎ができます。世間ではこの方式の焙煎機を使っているお店が大半なようです。

もう一つは完全熱風式というものがあって、密閉に近いものの中に熱風を送り込んで焙煎をするというものです。私の師匠のところがこれを使っていて、全く違う感じの味になります。当店では多分出せない味。逆にこのマシンでは、当店の味はそもそも出せないので、本当の意味でそれぞれの味になります。

そんなマニアックな味わい方もまた面白いですよ。

最近は熱源がIHのものなどもあって、あっしにはよくわかりません。

5日(月)は臨時休業になります。

よろしくお願いいたします。

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