現場の話

いろいろなお店のお手伝いをさせていただいているので、まあ経験と思考の中からお話をすることが多いです。

例えば当店のようなロードサイドのお店の場合、道からどれくらい離れているか、周りの環境はどうかなどによって集客戦略が変わってきます。道にぴったり貼りついているのと数メートル後退しているのでは全然考え方が変わってきます。

のぼりとかボードとかも選び方、表現方法などはもう科学の世界です。何を選択してどう仕上げるか、誰をターゲットにしてどう訴えるかなどは、勉強すればいいだけなので誰でもできます。

そう考えると、気づいてもらうには店のつくりはどうなのか、意外にお客目線になると自分の店は、店っぽく見えなかったり、ウェルカム感が出ていなかったり、そもそも全く気付かない造りだったりということに気づきます。

さらに、店まで来てもらったときに何のお店なのか、主役のメニューは何かなどの伝え方、例えばメニュー表のつくり方もこれは科学なので、勉強すればいいだけです。

SNSで流せば人は来るなどというのは幻想です。答えは現場にあるものです。だから店づくりは楽しい。でも落ち着いて考えていられる余裕のある田舎だからいいのかもしれませんが、私も以前やっていた経済構造社会構造が都会のお店だとのんびり構えられないかもしれませんね。もうやりませんけどね。

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