先日、オークションでパイオニアの古いプレーヤーを買いました。¥500。
これが全く使えない。つまりだまされたわけ。中古品とのことでした。
一瞬捨てようかと思いましたが、わたしはなんといっても平塚アナログ倶楽部代表なので、そんな理由で捨てられちゃうプレーヤーの気持ちを思うと・・・。
直すことにしました。
どこがダメかというと、なんと
60ヘルツ用!
東日本は50ヘルツだから、単純に回転速度が2割落ちる。まったくもってひどい話だ。
歌がみんな演歌みたいだぞ。
駆動ベルトも腐っていて、これまたオークションで取り寄せました。¥650。
本来はとても簡単で、このベルトを駆動する軸の部品を50ヘルツ用の少し太いものに変えればいいのです。
ところがこのプレーヤーちゃんは年式が1975年式。古すぎてメーカーにもパーツがない。
そこで見つけたのがこれ。
近い年式のパイオニアプレーヤーの上の部分だけ。
なんと¥1!
そしてなんと、送料が¥1600。
先ほどの小さいパーツを交換しようとしたら、軸の太さが違ってつかない!
うううううん・・・
こうなったら最終手段。両機のモーターを交換することにしました。
はんだ付けをしました。
動いた!
やったねプレーヤーちゃん。これからよろしく頼むよ。
ジョンコルトレーンを滑らかに演奏してくれています。
テーブルから本体、カバーまでピカピカに磨き上げました。
なんとか平塚アナログ倶楽部のポリシーを守ることができました。
いやあすごく勉強になりました。ダイレクトドライブは周波数に関係なくて、ベルトドライブは関係ある。ベルトの選び方などなど。
これからもスキルアップを目指してゆきたいと思います。
明日もロールケーキを用意しますので、よろしくお願いいたします。