
昨日の休みは、夕方に焙煎と試飲をしました。気を遣わなくて済むので、こういった過ごし方も気に入っています。
試飲は、数日前に焙煎した同じ焙煎度で一つはブレンド、もう一つはストレートを一緒に比べました。
メニューの考え方というのは難しくて、自分たちがとてもいい商品だと思っていてもそれは結構ロジカルな結果、つまりこういった商品は「いい商品」だよねというこちら側の感想だったりします。でもいざいざお客様の側に立ってみると、そうじゃないんじゃないか、むしろ際立った方が、ガツンと来た方がいいのではないかという思いに至ったりします。
するとどちらをとるのか?
今回は後者。「優れた商品」でなく「個性が際立った商品」にしました。
よく店の色々なことを決めるのに、お客様や色々な人の意見をすぐに聴く人がいますが、それはやめた方がいい。まずはオーナーがひとりでひたすら考え抜いて、悶絶して決めたほうがいいです。でないとスキルの積み重ねにならない。その決定に責任を持てなくなります。
「ああだめだったな」と思ったら、ごめんなさいをしてさっさと引っ込めてやり直せばいいだけです。信頼されているお店なら、それでお客様が離れるなんてことはありません。自信を持っていきましょう。
本日は定休日ですが、珈琲豆の販売発送ができます。よろしくお願いいたします。