御坊駅0番線で待つこと30分。ついに来ました紀州鉄道。
この鉄道のどこが鉄道史上大切なのかというと、現存する最後の単行。わかりやすく言うと、東海道線とか山手線車両を横から見ると、前後に2軸がついた台車がついていますね。
安定した高速走行には欠かせない機構です。
ところが、紀州鉄道の車両には、前後に1軸だけ、つまり、トロッコと同じ。バスとも同じ原始的な車両なんです。
懐かしのレールバスですな。
ワンマンで行きも帰りも同じ運転手さんが担当しています。
西御坊までたったの2.7キロの路線です。
いかにも手作り風ですな。
料金の表示もバスみたい。
さあいよいよ出発進行!
ずっとメーターを見ていたのでけれども 、30キロしか出しませんでした。乗り心地は普段のものにはない、前後の揺れに横回転が加わる不思議な乗り心地です。
線路も草刈りをしていなくて、これだけ見れば廃線跡みたいです。
続きはまた。