B級映画

ああ・・・疲れた。

久しぶりにB級映画を見てしまった。

メガシャークVSジャイアントオクトパス

つまらない。つまらなすぎる。

150万年前に氷に閉じ込められた、巨大なサメとタコがとあるきっかけで復活して大暴れするという、なんかありがちな映画。久しぶりに超A級映画の「ジョーズ」を見たくてレンタル屋に行ったら、もうなかったので、Bなのを知っていながらつい借りてしまった。

どう見ても300メートルくらいあるサメとタコ。サメは、高空を飛ぶ旅客機をジャンプして食ってしまう。

これはどうだ。海の上を飛んでいる場合は、少なくとも高度3000メートル位はなければおかしい。しかも時速800キロくらい出ているはずだ。

それを300メートルのサメが軽々とジャンプして食う。私でさえバレーボールのジャンプして打つスパイクのタイミングすら合わせられないのに、ものすごい能力だ。

サメの絵?か模型?は、まるで子供の作品のようだ。

海の中で、300メートルのタコと潜水艦が戦うシーン。

タコがその巨大な腕を「エイッ!」とばかりに、まるで飛んでいるハエを叩くように水中で軽々しく振り下ろして、潜水艦隊を攻撃する。潜水艦隊は木の葉のごとくこれまた軽々しく、くるくる回って全滅。

あれだけの大きさのもの同士が動き、ぶつかったら水圧であんなに素早く動けないんじゃないだろうか。

最後はサメとタコが戦って、絡み合ったまま力尽きて海底に沈んでゆく。同じ場面が繰り返し出てくる。全然怖くないぞ。

ああ・・・。またこんなことに1時間20分も使ってしまった。

学生時代に、B級映画にこっていた。

なぜB級映画は最後まで見るのがこんなにつらいのだろう。

いままで見たB級映画で一番ひどかったのは、ランボーのパロディーで「ランボー者」というのがあって、さらにコマンドーのパロディーでランボー者のパロディーでもある「コマンドー者」。

コマンドー者は一応、戦争映画なんだけれども、やたらと出演者が少ない。8人くらいしかいなかったような気がする。

その少ない人数がポンポン!スポンスポン!とミニ戦争をする。

まるでそこらへんでやっているサバイバルゲームみたいな映画だった。

こんな退屈な映画でも、気合と根性で最後まで見た。

映画を見倒すのも戦いだ。

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