超限定河津の地酒

おはようございます。寒い朝の河津です。

隠れた隠れすぎている河津の地酒を紹介します。

近所の来宮神社で明治初期から醸造している「どぶろく」です。どぶろくとは、米、米麹、水だけで作って、一般に売られている日本酒のような「漉す」工程がない濁り酒です。良く売っている濁り酒は実は漉しています。なので、酵母がたっぷり残った旨味充分なお酒になります。

神社の秘伝の製法で宮司さんが造るので、とても難しくて大変だそうです。そのせいか、すごくうまい。

フルーティーな香りの中に杉のような香りが混ざって、十分な甘みとコクを感じます。正に超地酒な味がします。

地元の祭りの時以外はほとんどアナウンスされないので、まあほとんど知られていないでしょうね。

この貴重な河津の地酒が、販売開始になっています。ラベルも何もないただの瓶詰。ますます隠れ度が高まります。昔は伊豆も各地に醸造所があったのですが、政府の命で伊豆市の万大醸造にまとめられてしまいました。残っているのはここだけ。あとは東伊豆にワイナリーがありますが。

2月頃まであるみたいなので、興味のある方はぜひ、河津来宮神社の社務所に行ってお買い求めください。人に自慢できますよ。酵母が生きているので、クーラーバッグをご持参ください。遠方の方で、もう絶対どうしても飲みたいという方は私に相談ください。4合1本¥1500。

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