おはようございます。ちょいと涼しい朝の河津です。
一部の人だけが楽しい話。
MCカートリッジ祭り開催しました。
ひょんなことから3種類のレアなMCカートリッジ(レコード針がついている部品)を手に入れてしまいました。
まず、オーディオマニア夢のブランド、アキュフェーズAC-1。これは珍しい。この会社の最初のカートリッジです。
次はSUPEX SD-909。もう存在しない国内メーカーです。変な形です。
そして、SONY XL44B。世界のSONYが、真面目なメーカーだったころの遺品のような機種です。昔は「形のある」エンジニアとして真面目なメーカーでした。今は保険屋さんです。
そして、これらを聴くためだけに専用のMCヘッドアンプ内蔵のフォノイコライザーも買ってしまいました。
興味のない人から見ると「?」という感じでしょうね。ちょっとしゃべると、CD、カセット、ラジオなどと違って、音楽信号の特性がレコードだけ違うのです。さらにMCカートリッジ(普通はMM)は発電量が極端に小さいので、それ専用の増幅マシンがいります。
さて、ごたくで皆さんお疲れでしょうから、まつりの結果など。さすがにアキュフェーズは圧倒的でした。かけた瞬間「おお!」という言葉が出ました。今まで聞いたことのない「豊かさ」。押しも強くないのだけれど、なんとも優しくて濃い音がしました。
でも一番の驚きはフォノイコライザーの違い。オーディテクニカのものよりもアンプ内蔵の物よりも音が大きくて鮮明で段違い平行棒でした。こんなに違うとは・・・
で、こんな細かいことに多額のお金と気合を注ぐのはどうか?
やめた方がいい。もっとおおらかにお金をかけずにいい音で音楽を聴くことができるので、そちらをお勧めします。
以上、細かくて何が違いがあるのかという事をわざわざ追及してみて終わったお祭りでした。
今日もごきげんよう。