名品

おはようございます。キーンと音がするくらい寒く晴れ渡る河津です。

しばらく前にひょんなことから、よく知らないレコードカートリッジを手に入れました。

FAIRCHILD

調べてみると、1959年製のレコードカートリッジ黎明期の機種。大変な名機だとのことです。

針圧(針先にかける重量)がなんと、8.5g!

私が使っていたSHURE V-15typeⅣMRが、1.5から2.0g位だから驚きの重さ。そのままではアームにつけて針圧をかけられないので、シェル(針がついているい板)を色々変えてやっと装着。

聴いてみると、私も妻もぶっ飛びそうになりました。音の厚みと豊かさが全然違う。細かい音の解像度などどうでもいいです。二人とも一応ミュージシャンなのでそのリアルさに

「こ!これは・・・」

などと、ガンダムのシャアのようになってしまいました。なのでSHUREは速攻で売却。また洗練されました。もう物はたくさんいらない。

技術とか「文化」とかの進歩ってなんなのでしょうか。そんなのあるのだろうか。最近、昔、大昔の人々のすごさに非常に動かされています。