おはようございます。小雨模様の河津です。
アウトドア専門まるや珈琲店の男、島村です。今回は、メリタ式の抽出をやってみます。
そもそもペーパードリップというものは、100年以上前にドイツ人のメリタ・ベンツという人が開発したもので、日本においてもメリタが元祖です。現在のメリタは、ペーパードリップといっても透過法と浸漬法のハイブリッドなので、皆さんがイメージするペーパードリップとは違います。
メリタではドリッパーのことをコーヒーフィルターと言っています。
ペーパーフィルターは、フィルターペーパーと言います。専用のペーパーが必要です。意外にこのパッケージングが使いやすい。
燃料と時間の節約のため、あらかじめ使うカップに満タンでお湯を沸かすといいです。
前回のアルコールバーナーはパッキン付きのフタがついていて、一応燃料を入れたまま運べます。実際大丈夫なのかな?今回は一人分のお湯を沸かすのに7分かかりました。
肝心の淹れ方です。メリタ式はまず普通に少ないお湯で蒸らしをします。30秒置きます。
よくある淹れ方は、渦巻きでゆっくりお湯を注ぎますが、ドッとふちいっぱいまで一気にお湯を注ぎます。
全部落ちたら出来上がり。味はちょっと平たくなりますが、香りは出ます。今回なぜこれを試したのかというと、屋外の気温や風を考えた時に「丁寧に」淹れてもしょうがないのではないかと思ったからです。正攻法の中ではメリタ式が理に適うかなと。技術いらないし。
でも決定的なミスを犯しました。直置きじゃお湯のコントロールもできない。当たり前か。今度は高さのあるドリップ台の研究です。
本日は、珈琲豆の販売・発送のみです。カフェはお休みです。よろしくお願いいたします。