シェラカップ

おはようございます。猛烈な雨が降っている河津です。

雨で畑も釣りも山もできないので、おとなしく読書などしています。朝のコーヒーはフレンチブレンド。これをアウトドアマガジン・ビーパルの付録の小さなシェラカップで飲んでいます。

アウトドア珈琲専門まるや珈琲店を始めたので、色々なカップを使ってみました。スノーピークだけでも、300mlシェラカップ、ステンレス真空マグ、チタンマグ、珈琲孝具の230mlステンレス二重カップなどなど。

それぞれいいところがありました。でも最近は、この付録の100mlちょっとしか入らない妙に重い貰い物に落ち着いています。

久しぶりに水野学さんの本を読みなおしました。2014年なので、ちょっと前の本ですが、「センス」についての記述を読んで、やっぱりなるほどだなと思いました。とにかく経験や知識を集積することで、何かの事象にあたった時に最適な答えを出せることが「センスが良い」ということ。多くの知識を得ることで「普通」を知ることが最も大切。

モーニング珈琲のカップについて考えてみると、この大きさと、液面のきれいな見え方が爽やかでもっとも「センスが良い」となったということかな。その目的やシチュエーションでまた変わってくるけれども、それぞれの状況に最適なカップを選ぶこともできるかもしれませんね。

最近ある団体から、割と大きな相談を受けて、少し逡巡をして最適だと思われる提案をしました。その内容について、データ的なことから懐疑的な反応をもらいました。そこで私は「今」でなく、ずっと続いてゆく「未来」の為にその団体を上り坂にして行くための提案であるという、その数値化できない最適だと思われる答えをしたということをさらに伝えました。

もう一度持ち帰りになりました。結果がどうあれ、最適化を目指してゆくきっかけになってもらえればいいですね。

今日は静かに過ごしましょう。