ジオデビュー

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おはようございます。

ジオの男、島村です。

河津は今日も美しい朝を迎えております。

昨日は、ジオデビューをしました。

ジオとは、地理とか地球とかの意味のギリシャ語で(らしい)、伊豆半島がジオパークの認定を受けています。

ジオパークとは、つまり地理的に土地の成り立ちなどに科学的価値が大きい土地のことといえばいいですかね。

伊豆は大昔に、海底プレートに乗って南の海からやってきて、箱根のあたりにぶつかってできたので、本土とは全く違う地勢ががあります。

せっかく伊豆に来たので、ジオパークを楽しもうと思い、早速活動開始。

まずは、伊豆東部火山帯の伊豆高原あたりへ。

一碧湖です。伊豆半島最大の湖。その昔、ここら一帯は小さな火山銀座だったらしい。一碧湖も、噴火口に水がたまったもの。

ゆっくり歩いて1時間。いざ、ジオ視点で見ながら歩くととてもいい。楽しい。

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これは湖のほとりの崖に、噴火の時の火山岩が突き刺さったもの。どんな光景だったのだろうか。

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次は、おなじみの大室山。これまたジオ視点で見るとおもしろい。

この火山帯最大のスコリア丘火山で。スコリアというのは、空気を多く含んでやわらかい状態のマグマ。よくハワイの火山の写真とかで、マグマの小さな塊がピュンピュン飛んでいるあれ。

あれが積もって大室山のような、甘食のような形になります。

写真は、流れてきたスコリアの周りに溶岩がとりついて巨大化したもの。

妻のお尻の向こう側あたりに軽石状の部分があって、それがスコリア。その周りをでかい溶岩が固めている、いわゆる饅頭のようなもの。

おもしろい。

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大室山頂上は始めてきましたが、360度の景色で気分がいい。火山帯は、箱根から来てこの山を経由して、溶岩が麓の伊豆高原のなだらかな斜面を形成して、城ケ崎にあたりで海に落ちています。次回は城ケ崎海岸研究に行きます。

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大室山から海岸までの間もいくつもの小さな火山がある火山銀座で、目立つのは小室山。この写真は、反対側の水田ですが、これは大室山の噴火で川がせき止められてできた池を干拓して水田にしたものだそうです。なるほど。

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ジオのあまりのすごさに、深く思いを巡らせているふりをしている男です。近所の床屋さんに行ったら、太陽にほえろのゴリさんのようになってしまいました。散髪も研究が必要そうです。

今日は、ケーキ室の申請の準備と店の壁とドアの造りをします。

それでは皆さん、大地のような熱い一日を。

 

 

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