これから、コロンビア・スーパーサードウェーブ(左側)のハンドピックをします。
ハンドピックとは、焙煎豆の中から、欠点豆といわれる虫食い、成長不良などの良くないものを手作業ではじく作業です。
焙煎は、まず豆の外側から芯まで一様に火を通したうえで、ダメなものをはじいて、よいものだけにして完成です。
なので、ハンドピック作業は欠かせません。
写真の左が極浅煎りで、右が深煎りのフレンチブレンド。
左はコロンビア100%で右にはコロンビアが3分の1ほど入っています。
元が同じとは思えないくらい色が違います。わかりやすく言えば左が酸っぱくて、右が苦い。
材料が同じでも、焙煎によってまるっきり違う味になってしまいます。なので、この豆はこの味ということは言えない。
珈琲豆を選ぶときは銘柄より、焙煎の深さにこだわったほうが、自身の好みに近づけます。