
和歌山2日目は、和歌山オブ和歌山の高野山金剛峰寺に行って来ました。インターを降りてから結構ハードな道を走ります。
いざ着いてみると、私、急にモーレツに眠くなり、境内から車まで歩くのもままならないくらいの異常な眠気が襲ってきて、1時間ほど車内で爆睡しました。寝不足でもないのに。妻が言うにはこういう力のあるところは、たまっているものを取ってくれるのでそういう反応が出るそうです。翌日もとにかく眠くて大変でした。

広域農道沿いを和歌山に戻りながら、いくつかお店に寄りました。すごかったのは、観音山フルーツパーラー。広大な自社農園で生産したものや地域の季節のフルーツを使った豪快なパフェが自慢です。下から隙間なく積み上げられていて、さっぱりしていて感動しましたよ。なるほどこういう風に作るのかと勉強になりました。

直売店舗の跡地をコーヒースタンドにしたところは、いい感じの皆さんが集っていました。

いわゆる古民家カフェ。

ですが、一番の売りはドーナツです。しっかり揚げたドーナツにドカッとクリームがサンドされていて感動です。ヘルシーだのSDGSだのなんか知ったこったありません。楽しいのが一番です。

和歌山市駅の中に、地元の酒蔵の立ち飲みコーナーがありました。ここは、社員が杜氏をして、若い蔵人が沢山。女性もいるそうです。歴史を大切にしながら、新しいアイデアもたっぷりです。うまかった。
和歌山というところは実際とても地味です。でも、公共交通や観光業、商業、農業などの皆さんが当たり前に前向きにしっかりと使命を果たしているように感じました。これが本当の「真面目さ」だと思いました。真面目というのは、ただ言われたことをなんとなくやることではありません。
歴史や伝統もかんがみず、何やっても遊び半分で中途半端な地域や事例も沢山見受けられる中で、和歌山はしぶとく生き残っていくような気がしたとても勉強になる旅でした。