修学旅行

43年ぶりに修学旅行のやり直しをしてきました。

この寂しい風景は、修学旅行のメッカ、のはずの奈良県薬師寺前の近鉄西ノ京駅前のロータリー?です。なんと、あの偉大な薬師寺と鑑真和尚の唐招提寺は駅前にある、超便利なお寺でした。

おおお!修学旅行気分全開だぜえ!と思ったら、誰もいない。がらがらです。乗り換えで寄った京都は相変わらず、日本人外国人で大騒ぎでしたが、とにかく奈良は人が来ません。

各お寺も修学旅行生が来るとざっと波が来て、さっと引いて、しーーーんです。なんでなんだろう?

まあいいや、ゆっくり見られてお客の立場からするとOh!Yeah!です。

薬師寺はもともと立派なお寺だったのですが、昔に燃えてしまい、東塔以外は全焼状態だったのを昭和の頃の有名な住職様が頑張って立て直した、立て直しつつあるお寺です。

「特設」法話会場は巨大な恐ろしい感じの倉庫です。

中ボーの時の修学旅行の時も、話の愉快なお坊さんがいましたが、やっぱりまだその後継ぎの元気なお坊さんがいました。とても為になるお話を楽しくしていただき、笑い転げました。

そして、真面目なお話は、このチョー有名な薬師寺は、お墓がなく檀家がないお寺だそうで、つまりはっきり言ってお金がない。まだまだ立て直さなければならない、境内で進んでいる発掘もお金がかかって大変と言われていました。

なので稼がなければいけない。でもこのお坊さん個人の意見としておっしゃっていたのは、顔の見えないクラウドファンディングなどでなく、しっかりと心を直接伝えた人に応援をしていただきたいとのことで、¥2000の写経キットを買いました。自分のペースで書いて、送れば、燃やさず永遠に国宝の中で保管してくれるそうです。

がんばっている人たちに出会えて、仏教が身近になって気がしました。ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。