何の人?

おはようございます。雨模様の河津の朝です。今年の夏は、適当に雨が降ってくれるので、畑はとてもやりやすいです。

あまりテレビを見ないのですが、昨日、ほんまでっかTVで、フリーになったアナウンサーの皆さんに脳科学者の中野信子先生が「いろんなことがやりたくて独立した人はいますか?」と問い合わせたところ、一人を除いて全員が手をあげました。

すると先生は「手をあげなかった○○さんだけが成功します」と言いました。手をあげなかった人はニュース等の帯番組をやりたいそうです。色々やりたい人ははたから見ていて「何の人」だかわかりにくいそうです。

なるほど、私たちも平塚の時は「色々」やっていました。ドリンク60種類、フードもたくさん、イベントも最大年50回くらい、七夕祭りでも随分売りました。商工会議所関係や色々なお手伝いなど。でも結局、経営が(生活が)上向くことはみじんもありませんでした。生きては行けない状態でした。

こちらに来て「何もしない」ことに決めました。自分たちの一番やらなければならないことだけをしようと思い、豆の焙煎と妻のケーキだけにしました。いっそのこと喫茶もやめたらどうかと思いましたが、そこは踏みとどまりました。

で、続けてきたら逆にいろいろな人から声がかかったりして、とてもいい感じに過ごせています。人と仕事と自然のとてもいい循環の中で過ごせるようになりました。中野先生のお話で、そんなことを思ってしまいました。

本日は、豆の焙煎だけをしている私が全国の皆さんへの発送と店頭での販売のみを行います。作業量が多いのでカフェはできません。よろしくお願いいたします。