温故知新

「地球か・・・・何もかもみな懐かしい」

宇宙戦艦ヤマトの初代艦長沖田十三の、イスカンダル星から帰ってきた地球を目前にした辞世の言葉です。 この場面は、この言葉は何度見直しても涙腺全開です。妻に内緒でひっそりと泣きます。

気合の入った男たち(と女たちも)の雑誌「昭和40年男」の新刊を買ってきました。 今回は宇宙戦艦ヤマト、金八先生、ウルトラマン、中島みゆきなどから発せられる、俺たちが未来へ向かってゆくための強いメッセージの特集です。

かなりくるぜ!

その最初の編集長のメッセージをそのまま抜粋します。

沖田館長によるこの表紙を見た瞬間に、昭和ノスタルジー雑誌と思われたかもしれないが、目指しているのはそれとはまったく異なる。

タイトルロゴの下に謳っているように「明日への元気と夢を満載」がテーマであり、」我々に影響を及ぼした様々な出来事、物、カルチャーを振り返ることで、当時そこに感じていた喜びや高揚感を思い出し、またそれらの背景にあったエピソードや情熱を掘り起こすことで、今の自分たちの「よっしゃ、やったろう」という前向きなエネルギーに変えていくことを目標にしている、まさに温故知新だ。

残念ながら昨今の日本に僕らが生まれ育ったころの元気はない。あのような輝きを、もう長いこと取り戻せないままでいる。

だが、底力はまだまだある。その力を引き出せるのは社会のど真ん中にいる我々世代のはずだ。一人一人が、今こそ沖田艦長にならなければならない局面なのかもしれない。

彼のような地球とか宇宙規模の平和なんて大きな話じゃなくていい。自分を取り巻く環境を、ほんの少しでもいい方へと向けて頑張ろうじゃないか。どんな困難にだって決してあきらめることなく立ち向かっていくのは、僕らが幼少のころから自然と叩き込まれた精神である。

不況といわれて久しくなりましたが、開店10年目のこの2月は、今までにないくらいのお客様に来ていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

どんなに苦しくても、悲しい出来事が起きても歯を食いしばって頑張ってきてよかった。 お客様や仲間をみんな同志だと思っています。

明日も気合を入れてお待ちしています。

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