テスト

おはようございます。雨の朝の河津です。

今日も早朝から焙煎です。

焙煎は、浅煎りから深煎りまでの焙煎度により、技術の基準が変わってきます。

浅煎りというものは短時間で焙煎を終えてしまうので、その間にいかにして外側から芯まで一様に火を通すかという事。対して深煎りは長時間火力を与えるのでとりあえず火が通ってしまいやすい。

では、浅煎りを長時間でやって、深煎りを短時間でやればいいではないかという話になるかもしれませんが、だらだらと時間をかけると焼き過ぎという現象が起こって、えらく苦くなったり渋くなったりします。またやたらと時間を短くするとこれまた酸っぱくて渋い味になります。

深煎りをより長時間でやったりすると、苦みしかなくてそれ以外の成分がスカスカになったりします。

では浅煎りと深煎りのどちらが技術的に難しいかというと、つまり飲みやすく仕上げるにはどうかというと浅煎りの方が難しいです。

ただ一様な焙煎をして早めに出しただけだと、強烈な酸味と渋みが残ります。まあ、これが好きならいいですが。まあやめた方がいい。

当店のコロンビア・スーパーサードウェーブは、このためだけの特別な焙煎方法をとっていて、さっと来てすっと引くという残らない爽快な酸味に仕上げています。伊豆に来てからよく売れています。柑橘の里だからでしょうか。

今日の天気はちょっとなんとなく調子を上げにくいかもしれませんね。まあ、ぼちぼち行きましょう。

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