逸品の車

私の車です。私の15年落ちのワゴンRです。

先日、アルミホイールの端でもないところにいきなり隙間ができてじわじわと空気が漏れるという、車屋さんも聞いたことのない出来事がおきまして、もったいないので前輪2本だけ新品に交換しました。

タイヤ館で一番安いのにしてもらったら、なんと1本¥3000。なんだこの安さは。モノの値段なんてラララです。

カッコ良くなったので、自分の車の写真を撮るときは前半分だけにしようかと思います。

自分で言うのもなんですが、この車、逸品なんです。

1年半前にエンジンが焼きついたときに、廃車にするか、新車にするか、別の中古にするかをいつものマニアックで情熱的な自動車屋さん平塚出縄の「シティーオートテクニカ」の社長に相談した時に、提案してもらったのが

リビルト・エンジンへの載せ替え。

他の中古エンジンへの載せ替えというのはよくありますが、リビルトエンジンというは、新品中古のパーツを集めてゼロから職人が組み上げるエンジンのこと。一説によると、職人が様子を見ながら丁寧に組むので、メーカー出しの新エンジンよりバランスがとれていていいらしい。

この車の大きさ使い勝手のすべてが気に入っていたので、36万円で載せ替えてもらいました。もちろん絶好調。もちろん走行距離ゼロ。

36万円で買える中古はあまりいいものがないらしい。

この社長の車と人への愛情を本当に感じます。

で、この車を組んでもらった半年後に、63歳で突然、肺炎で亡くなってしまった。

車と釣りと盆栽の話をしているときは本当に楽しそうで、私もオイル交換などでお邪魔するときがたのしみでしょうがありませんでした。

あまりに悲しいぞ。

そんな社長とスタッフの皆さんに組んでもらった、15年落ちの羊の皮をかぶった狼、リアル・メイド・イン・ジャパン・ヒラツカのワゴンR。これからも大切に乗って行こうと思います。

今日も、オイル交換に行ってきました。

社長の教えをきっちりと受け継いだ、私の尊敬する2代目奥野さんがしっかりと作業をしてくれました。快調快調。

とてもおもしろくいい仕事をするお店です。困ったことがあったら相談してみてください。きっと前向きな提案をしてもらえると思いますよ。

ホームはコチラhttp://www.cityautotechnica.co.jp/

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