一生懸命

和歌山2日目は、和歌山オブ和歌山の高野山金剛峰寺に行って来ました。インターを降りてから結構ハードな道を走ります。

いざ着いてみると、私、急にモーレツに眠くなり、境内から車まで歩くのもままならないくらいの異常な眠気が襲ってきて、1時間ほど車内で爆睡しました。寝不足でもないのに。妻が言うにはこういう力のあるところは、たまっているものを取ってくれるのでそういう反応が出るそうです。翌日もとにかく眠くて大変でした。

広域農道沿いを和歌山に戻りながら、いくつかお店に寄りました。すごかったのは、観音山フルーツパーラー。広大な自社農園で生産したものや地域の季節のフルーツを使った豪快なパフェが自慢です。下から隙間なく積み上げられていて、さっぱりしていて感動しましたよ。なるほどこういう風に作るのかと勉強になりました。

直売店舗の跡地をコーヒースタンドにしたところは、いい感じの皆さんが集っていました。

いわゆる古民家カフェ。

ですが、一番の売りはドーナツです。しっかり揚げたドーナツにドカッとクリームがサンドされていて感動です。ヘルシーだのSDGSだのなんか知ったこったありません。楽しいのが一番です。

和歌山市駅の中に、地元の酒蔵の立ち飲みコーナーがありました。ここは、社員が杜氏をして、若い蔵人が沢山。女性もいるそうです。歴史を大切にしながら、新しいアイデアもたっぷりです。うまかった。

和歌山というところは実際とても地味です。でも、公共交通や観光業、商業、農業などの皆さんが当たり前に前向きにしっかりと使命を果たしているように感じました。これが本当の「真面目さ」だと思いました。真面目というのは、ただ言われたことをなんとなくやることではありません。

歴史や伝統もかんがみず、何やっても遊び半分で中途半端な地域や事例も沢山見受けられる中で、和歌山はしぶとく生き残っていくような気がしたとても勉強になる旅でした。

座席指定特急列車

和歌山に行って来ました。和歌山県の和歌山市です。

大阪の「なんば」という駅から南海電車に乗ります。写真は座席指定の特急列車です。指定席券を買ってからホームに向かうと、ただの古い通勤電車がとまっていました。

車内も昔の昭和感全開の真っ赤な京急電車のような車内で、シート横の仕切りも昔ながらの鉄の棒。21世紀もだいぶ進んだ令和の世です。

こ・・・これに乗るのか?通勤電車の指定席なのか?

通勤電車のロングシートで座席指定は難しいぞと思いながら進むと・・・

なんと後ろ4両がレトロ通勤電車で、前の4両がかっちょいい今時の特急車両でした。

やっと座席指定特急っぽくなってきました。一安心。

車内はちゃんと見慣れた特急電車の風情で、ちゃんと座席番号がありました。

これで約1時間で和歌山に行きます。

でも、この南海の驚きの発想は実に現実的でいいなと思いました。ダイヤ作成の中で、沿線の人に特急電車を気軽に利用してもらうためのアイデア。指定券¥500を払いたくはないですよね。でも私のような観光客はまあ、ゆっくり座っていきたいなと思うわけで、それをまとめて実現。

カッコ悪いとか、気分が何だとか乗ってしまえば関係ありません。ぜひ他の鉄道会社も見習ってもらいたいものですね。こういうサービスは、利用客の信頼を高めることになりますね。たがいに感謝の気持ちになる。

和歌山市に入る前の和歌山県の母なる川紀の川を越えるときは、感動しますよ。

水出し珈琲

いよいよ暑くなってきましたね。やっと水出し珈琲の試飲用を用意しました。

麦茶のバッグの中に珈琲粉を詰めてお売りします。これを麦茶を作るようなボトルに2袋入れて水を1L注いで、冷蔵庫で一晩出来上がります。コツは、必ずバッグを取り出しおくこと。

ペットボトルや電気仕掛けの浄水器の水でなく、ただの水道水を使います。そもそも珈琲抽出に向きません。

一度作れば1週間保存がききます。夏のお友達にぜひどうぞ。¥570 1L用

モールチャンピオン

水曜日は電車に乗って、柿田川サントムーン(ショッピングモール)まで、映画の新しいマッドマックスを観に行ってきました。三島駅からの交通機関に自転車を持ってゆきました。

つい最近導入されたJR東海の車両がすごいです。3ドアで椅子の乗り心地もいいのですが、車いす&ベビーカースペースともの凄いトイレができています。

車いすの人も使えるように広くできていて、最新機器となんとおむつ替えテーブルも作られています。驚きました。で、広いところに折りたたんだブロンプトン自転車を置かせてもらいました。広さが分かりますね。

三島駅から自転車で10分位でサントムーンに到着。ここのモールの凄いところは、古いせいかフードコートの熱源が直火なところです。

で、フードコートのラーメン屋さんに久しぶりに行きました。ここ妙にうまい。どうやら麺に気合が入っていて、麺自体が麦の味がします。スープもさっぱりしていますよ。他にもオムライス屋さんとパスタ屋さんもオススメ。

モールの中の長距離移動で、ブロンプトンをたたんで下についている車輪でコロコロ押して移動しました。いやあ、ベビーカーのようで使いやすいったらない。純正バッグを固定したまま軽くコロコロどこまでも行けるので、ショッピングモール最強自転車ですね。これはいい。

水曜日のモールはガラガラでした。あ、映画観たんですよね。まあ、見る必要はなかったかなはははのは。映画は最強ではなかったですな。

ふくらみ

東京の大手町のオフィスに送る豆を横から撮りました。

それぞれが1キロの豆ですが、左から極浅煎り、中深煎り、深煎りと言った順番です。

同じ1キロでも量が違って見えますね。同じ豆を使っても、与える熱量が違う、わかりやすく言うと焙煎時間の違いによって、こんなに膨らみ方に違いができます。深煎りの方がより長時間焙煎することになります。

コーヒーの生豆は木の実の種なので、小さくて非常に硬い。それを加熱することによって細胞を膨らませて、最終的には細胞壁が破裂してこんなに大きくなります。2倍くらいになります。

そうなると飲むときの計量はどうすればいいのか?

見た目の量を同じにすると、中深煎り、深煎りと行くにしたがってより膨らんでいるので、軽くなってしまいます。なので、重量を合わせるためには、中深煎りの見た目の量を基準とすると、深煎りは1割増し、浅煎りは1割減くらいにすると合ってきますし、当店でもそうしています。

同じお店で色々な豆を買い続けていると、同じグラム数でも多く見えたり少なく見えたりすることがあると思いますが、そういうことでした。豆の豆知識。

本日は定休日ですが、豆の発送作業をしているので販売発送の対応はできます。よろしくお願いいたします。

義援金収めました

2月より開始した当店での能登半島地震の義援金ですが、合計で¥17176集まりました。

ありがとうございます!

私の第2の故郷の復興に皆さんのご理解と協力を頂き、メッセージを添えて能登町の義援金口座に昨日入金をしました。本当にうれしかったです。

私は若い頃、変な育ち方をしたせいかまわりとの関係づくりにおいて非常なコンプレックスを抱いていました。なぜ、あんなに楽しそうにできるのだろう?自分にはできない。いや本音では仲良くしたいのになぜか意地を張っていたのかもしれません。

そんな私が大学卒業後、送られた旧能都町の皆さんは優しかった。そうか、集団での付き合いが苦手なら、ひとりひとりひとつひとつの物事に丁寧にあたっていけばいいのか!という、小さな自信を与えてくれた土地です。

それを今でも日々実践しています。そんな感謝の思いを込めて実行しました。7月の初めには300年以上続く、あばれ祭りが開催されます。この祭りはもう、能登そのものなので、みなさんがんばって開催されるそうです。

すばらしい。

祭りの前に納めたかったのでよかった。これからも皆さんと一緒に能登半島の復興をみつめてゆきましょう。ありがとうございました。

本日は定休日ですが、豆の販売発送の対応はできます。よろしくお願いいたします。

ついに

東海バスの椅子の間に挟まっているものは、スーツケースでなく自転車です。

ついにです。ついに折りたたみ自転車の王者イギリスのブロンプトンを買ってしまいました。3か月の間に自転車を2台買う人生は想像しませんでした。いやあ、すごいです。もうこの小ささのおかげでお出かけ無限大です。

で、今回は家の前からバスに乗り、伊豆市湯ヶ島で降りて、狩野川の対岸の旧道を行きます。走り始めてすぐの明徳寺参道の茶屋で、草団子を頂きました。時間をかけて丁寧に焼いてくれてお茶付きで¥130なのですが、なんとサイクリスト割引の¥110です。経営の心配をしてしまいますが。この明徳寺、知っている人も多いのですが、「あれ」で有名。あっちの話よあっち。そんな大声で言えるわけないでしょう。まあ、行ってみればわかりますよ。

走り出してなぜ多く人が「いい」というのかすぐわかりました。とにかく「いい」ですブロンプトン。なあんだ、自転車なんてこれでいいんじゃんというかんじです。店まで来れば試乗させてあげますよ。

とちゅうで田んぼアートをやっていました。踊り子です。お見事。

修善寺駅の蕎麦屋さんの椎茸そばの椎茸は、本当にやばかったです。蕎麦もパリッとうまいですよ。オススメ¥580。

修善寺温泉まで行って、足湯に入りました。さすがに6月だと修善寺もガラガラでした。

人生初めて、自ら甘味処に入ってあんみつをたのみました。缶詰のフルーツでなく丁寧に切ってあって、白玉もキリッとしていて旨かったですよ。一石庵。甘味を追求するのもいいかもしれないなあ。

最後に、修禅寺さんにご挨拶をしました。いつもいい空気感のお寺ですね。ありがとうございます。

帰りも東海バスで、小学生ちびっこと共に居眠りしながら帰って来ました。ブロンプトンはどこにでもしまえるし、でっかいカバンでお土産も変えるし、最高の相棒になりそうです。

ニューブラジル

珈琲豆ニューアイテム登場です。

ブラジル・カルモアマレロ 中深煎り 100g¥570

店主が好きなナチュラル(天日乾燥)のブラジルです。ミルクチョコレートのようなアロマとフルーティーなフレーバーがとてもいいですよ。価格の維持できました。

それに伴い、同じ豆を使って深煎りに仕上げるブラジル・ナチュラルフレンチも新しくなります。よりしっかりした味わいになりました。100g¥570

豆の入れ替えになるので、ご愛顧いただいたブラジル・セラード樹上完熟は終売になります。

本日は定休日ですが、店内で発送作業をするので、珈琲豆の販売発送は対応できます。よろしくお願いいたします。

無心

おはようございます。先日、お世話になった大磯のマナサウンドヒーリングのアライシアキラさんに教わった、瞑想のようなものを実践しています。

キッチンタイマーをかけて1分間だけ、ただ目を閉じて椅子にじっと座っているだけです。

最初から気づいたのは、何もせずに目を閉じていると1分が10秒くらいに感じること。この作業は、大体これくらいかなというのはだめで、計時はタイマーに任せることが大事だそうです。

「無心」になることなら、何かに集中すればいいのではないかと聞いたら、それでなくて、電気を発するようなことしないことだそうです。人間は何か作業をすると発電するので。ギターを弾いたり運動をしたりもダメです。

今朝気づいたのは、発電すること、つまり作業をたくさんすることも何もしないことも時間の流れは一緒ということ。私の場合は、スマホを持っていないので、皆さんより多分、発電量は少ないかもしれません。電車に乗っていると、周りは全員スマホをいじって発電していますが、私はただ外の風景を見ています。

作業を減らしたらどうだろうと考えました。畑に朝と夕方に行っていますが、もう3日に一回でいいんじゃないか。どうせ1日じゃほとんど変わりません。1か月に一回でいいなんて人もいるくらいです。

同じことを考え続けていると疲れてしまうのはいつも実感しているので、ちょっと工夫をしてみようと思う出来事でした。

平塚凱旋

昨日は、輪行というよりいつもお世話になっている大磯の「マナサウンドヒーリング」に行くついでに自転車を持ってゆきました。

音の専門家アライシアキラさんが、海外では普通にある治療用の音叉とシンギングボールで施術してくれます。コーーーンとかボワボワボワーーーという音を体に入れて行って、いろいろ整えます。しばらく前に行ったときは、年末から続いていた体の左半分の不調や強い頭痛などが治りました。オススメですよ。

平塚の当店があったあたりは、3軒もの実力のあるパン屋ががんばっています。天然酵母パンCOCO、パンボンコルネ、てるベーグルワークス。そのうちのひとつCOCOによって、オーナーと色々話しました。もう14年なんですね。素晴らしい。創業当時の熱いハートのままでした。

全国的に有名なラーメン店花水ラオシャンが休みだったので、これまた無駄に個性的なラーメンを出す大黒庵に行きました。久しぶりに行ったら、そば屋だったはずがラーメン専門店になっていました。やっぱり癖になる味だな。

平塚の時は最もお世話になった刃物屋さん桝屋に行って、若女将と話し込みました。本当につらかった時に支え続けてくれて感謝しかありません。ああ・・よかったなという感じです。

この上なく入り辛くて、この上なくおいしいお酒のある久保さんでオススメの1本を買いました。意外に若社長は自転車好きでした。

35歳でサラリーマンから転身して、商売を本気でやるのはあまりに過酷であるということを骨の髄までこの町に叩き込まれました。何度、撤退の電話を不動産屋さんにかけようとしたか、受話器に手をかけたこともあります。あまりの辛さに死んでしまいたいと思ったこともあります。正直生き地獄でした。自分も人も恨んだこともあります。でも踏みとどまってよかった。

どんなことがあっても品質を落とし、お客さんを裏切るようなことはしませんでした。それでは何のために生きているのかわからない。今になって本当に多くの皆さんに生かされていたんだなと、心から思えるようになりました。

ありがとう平塚。

あんなにつらくて嫌だった町が、なんかとても優しく包み込んでくれているように見えた深い旅でした。