先ほど、NHKのSONGSという番組で、福山雅治さんの特集をしていました。
今回は、仙台ライブに参加する東北の人たちにスポットをあてた放送でした。
やはり、お母さんを失くした人やぎりぎり助かった人たちの話が出ました。
こういった話を聞くのはつらいです。
私が仙台に住んでいた時にお世話になった人たちだから。
市域全体が津波に襲われた石巻にもよくいきました。
万石浦を初めてとしてとてものんびりしていいところです。
南三陸にも気仙沼にもお世話になった人が、海のすぐそばに住んでいました。
でも、被災地ではもう徐々に、でも確実に復興に向けた活動が始まっているのですね。
福山さんの歌に力をもらいたくて、ライブに来ていたのかもしれない。
皆さん、泣きながら一緒に歌っていました。
福山さんは、そんな人を勇気づけるエンターテイメントの仕事につけたことに感謝をしていました。
私も、ちょっと違うけれども、人に勇気と元気を与えるというといいすぎかな、楽しみを共有する仕事に就くことができて、心から感謝をしています。
「がんばれ東北!」と言えるほど大したことはできないけれども、3月前から私が毎月書いているニュースレターを送っている、仙台の女性がいます。
アケミさんという、仙台で出会った、私が勝手に思う「仙台一の美女」です。
アケミさんの実家は、津波で有名になってしまった仙台市若林区の荒浜です。結婚して近くに住んでいたのですが、地震で崩壊してしまいました。
私はその現実を知るのがあまりに辛くて、ずっと黙っていたのですが半年ほどして手紙が届きました。
やはり、精神的ダメージが大きくて字を書くのもやっとだそうです。
それから「がんばれアケミさん!」との思いを込めて、ニュースレターを送っています。
「今、私に、できること」です。具体的に。
とにかく、アケミさんを勇気づけることによって、少しづつ私を育ててくれた東北の人々に恩返しをしてゆきたいと思います。
アケミさんに天使のようなほほえみと優しさを取り戻してほしいと思います。
そして、その優しさでまた周りの人々を幸せにしてほしいと思います。
いつか、愛する妻とアケミさんに会いにゆきたいと思います。
一日一笑ですよ!
ぼちぼちですよアケミさん。ぼちぼちですよ東北の皆さん。