シーグラス

昨日は、伊豆高原のオーベルジュでジプシージャズという皆さんのライブを観に行って来ました。ギター2人とベースという編成で、関西のみなさんなので、MCがお笑いのようで、音も話も感動しました。

途中で寄った、りんがふらんか城ケ崎文化資料館で売っていたかわいいシーグラスの絵?を一つ買いました。以前お邪魔した時に、「これはいい!」と男の私が思っていたのですが、やっと買えて当店の窓辺を飾ってもらいます。

伊東の方が作家さんだどうですよ。他にもかわいい作品が沢山あります。ぜひ、見に行ってみてくださいね。

土中環境改善

一昨日に、我が家の裏の土中環境改善作業を実施しました。

グルっと一周コンクリートで固められていて、特に向かって右側が奥が下がっているので、雨が降ると数センチの水が溜まってしまう状況でした。そこで、NPO法人地球守の高田宏臣さんに教わった方法で穴をあけました。

50㎝ほど穴の形で掘って、落ち葉と土を交互に重ねて行って、真ん中に底までの空気穴をパイプで開けておきます。

すると、微生物の働きで土が良くなり、どんどん土中深くまで水を浸透させてくれるというものです。

昨日の結構降った雨でもすでに浸透が始まり、水がたまらなくなりました。

作業開始前にこの塀と家の間のところを掃除しましたが、ずっと放っておいたせいで、葉っぱなどが腐ってヘドロのようになっているところもありました。いやいや最悪だった。

これからはここの空気感も良くなっていくので、快適な生活になりますね。興味のある方はご案内します。誰でもできますよ。根性一つです。

本日は定休日です。昼前から用事があるのでお店は開けられません。早目のお電話なら対応できます。よろしくお願いいたします。

感動の話

どこかのお店に久しぶりに行って「味が変わった」とか「まずくなった」などと言う感想を持ったことはありませんか?私もあります。

当店の珈琲においても言われることがあります。ではどうなのか。

いつも変わっています。

珈琲においては、使う材料生豆の状態、収穫からの日数、保管方法、そして焙煎などの変数が非常に多いので、完全に一致させるのはまあ不可能です。更に厄介なのは、使う側の変数が非常に大きい。

買ってからの日数、保管方法、抽出の仕方の安定度など、はっきり言ってかなりぶれてしまいます

そして一番大きいのは、これは初期の頃に私の師匠から教わったことですが、店の側もお客様の側も体調の変化が、その味覚に影響を与えることが非常に大きいということです。最初の頃は、一度味を感じにくくなると「もうだめなんじゃないか」と真剣に悩んだものです。でもしばらくすると戻っているんですね。

お店をやっている人は程度の差はあれプロなので、まあちゃんと自分なりのマニュアルを作って一定の味に「している」はずです。なぜ「している」なのか。そうはならないからです。「している」ではなく「追い込んでいる」と言った方が現実的ですね。

プロというものは一定のハイレベルな能力を安定して出せないといけないので、実際はコチラが分かるほどの差は出ていないはずです。むしろこちらの気分や体調での感想の変化の方がずっと大きくなります。私も感じています。

残念ながら最初の感動を超えることはできません。なので、お店を再訪した時はあまり厳しくならずに、優しい気持ちでお邪魔した方が幸せになりますよ。店主は皆さんのそういった幸せのために、日々是研鑽を積んでいます。お気に入りのお店があったら、応援をしてあげるようなおおらかな気持ちでいてくださいね。

本日は定休日ですが、店内で珈琲豆の販売発送作業をしています。大体いますので、豆の販売はできます。よろしくお願いいたします。

インバウンド?

しばらく前になりますが、大陸系の若い女性のお客様二人組がおみえになりました。いわゆるインバウンドでしょうか。

にこにこしながらお帰りになって、テーブルを片付けようとしたらナプキンにメモ書きがされていました。

「コーヒーとケーキともおいしいです!!スコンが、私も友達もとても好きです。ありがとうございます!」

とのことです。いやあ、うれしかったですねえ。外国からの皆さんをインバウンドなどと呼んで、とにかくやたらと沢山お金を使ってもらおうという風潮がありますが、外国の皆さんも別に私たちと変わらない普通の人です。

無駄にお金を使いに来るのでなく、良いものに触れたくて来るのだと思います。まあ、間違いないと思います。

他の外国人の方に質問をしました。「日本に多くの方が来られますが、安いから来るのでしょうか?」

すると「確かに今は安くて来やすいこともありますが、なにより日本の人の優しさや気遣い、美しいものが好きで来ています。」と言われました。

たった250円の小さなスコーンをわざわざ当店まで食べに来てくれます。あまり有頂天にならずに、普通におもてなしを続けて行くことが長期的に日本の、そして地域の、町の評価を上げて行くことになると思います。海の向こうから来てくれる人たちの純粋な気持ちを裏切ってはいけません。

これからも、国内外問わず、一人一人が町の代表であるという気持ちで「普通に」続けて行こうと思っています。

本日は定休日ですが、いつも通り珈琲豆の発送作業をしているので店にいます。販売発送の対応もできますので、よろしくお願いいたします。